botoriolepisの日記

主にBanG Dream!について語りたい

Poppin'Partyを救いたい

木谷、

おい木谷、

木谷高明

お前なにやってんだよ

 

BanG Dream! 8thLIVE DAY3 Special Live ~Summerly Tone♪~」見たぞ

 

一日目と二日目は単独なのに三日目は合同だったな

Poppin'Partyのファンとして思うところは若干あったぞ

 

でも木谷、お前の気持ちもわかるよ

 

ポピパは一つのライブで沢山の曲数をできるわけじゃない

合同にすることでそこを補っているのはわかってる

しかもパスパレもモルフォニカもポピパと遜色無い位素晴らしいステージだったよ

 

だけどこんなライブを見せられたらまた見たくなっちまうじゃねぇか

 

俺はもう、ポピパのライブがないと無理だ、居ても立ってもいられない

 

だから木谷、俺から提案がある

 

Poppin'Partyの野外ライブ、もう一回やってくれないか?

 

木谷、Poppin'Partyって知ってるか?

BanG Dream!projectの始動と共に結成されたバンドでいわばバンドリの母だ

でも2019年5月に開催されたNGNC以降は修行期間で今回のライブまで大きいライブは無かった

 

 なあPoppin'Partyってすごいんだぜ

 楽しいポップな曲や激しいロックな曲、しっとりとしたバラード、はたまた新喜劇だったり何でもこなせるオールマイティなバンドなんだ

 

確かに今はRoseliaやRASほど人気や勢いは無いかもしれない

 

でも木谷、ポピパはどのバンドにも負けない位の熱量と魅力があるんだ

特に今回のライブ、ブランクを感じさせないどころか進化さえ感じたぜ

 

だからまた満員の会場でライブができるようになったらもう一回ポピパで野外ライブをやらないか?

 

木谷、お前がバンドリを盛り上げていくためにはもうこれしか道は無いんだ

 

わかったな

 

俺はポピパのライブがあったらいつでも行くから連絡くれ

 

待ってるから

 

じゃ

 

......

 

 2020年8月23日に富士急ユニファーフォレストで開催されたBanG Dream! 8thLIVE DAY3 Special Live ~Summerly Tone♪~に参加してきました

なので久しぶりのPoppin'Partyのステージの感想でも書こうと思います

 

一曲目 Time Lapse

丁度暗くなってきたタイミングで「陽が落ちて~」と始まるのはNGNCを彷彿させます

初っ端からロックチューンで会場のボルテージを上げてくのは最早ポピパの常套手段ですね

ギターはアレンジされていてブランクを感じさせないどころか進化さえ感じました

ただボーカルが若干不安定でまだ本調子ではない気もしました(終盤は絶好調でしたが)

でもそういったハプニングさえライブに来たという実感を与えてくれます

(追記)

後に配信された映像では特に調子が悪いと感じなかったので単に音響のトラブルだったのかなと思います

 

二曲目 イニシャル

聞いた瞬間「これはヤバいことになるぞ」と直感しました

前述したボーカルの荒々しさと、まさに「鬼気迫る」演奏からは焦燥感と初期衝動がビシビシ伝わってきて思わず声を上げそうになりましたね

ラスサビ前のブレイクは声出しが出来ないからこそ静寂が映えました

音楽は自己表現であるとよく言われますが、これほどまでに想いを伝えられるのか!とまさに音楽の力とバンドとしての完成度を体感した一曲です

バンドリのイニシャルとして走ってきたポピパ、その覚悟を感じ取りました

 

三曲目 夏のドーン!

きましたポピパ夏曲三連発の一曲目

御時世的にタオルは回せないので代わりにペンライトを回して~とのこと

自分はペンライトを忘れてきたので手首を回しながら、上から客席を見たらペンライトの光で綺麗だろうな~なんて考えてました

ラストには花火も上がってまさに夏のドーン!

予想は出来ていましたが実際に花火を見るとやっぱり感動します

 

四曲目 夏空 SUN!SUN!SEVEN!

5thから始まったこの曲のバラエティ路線はファンミ大阪を経て茶番の極致に至る

今回は特殊前奏から始まり「お、ティアドロか!?」と思わせての三三七拍子のクラップで「337きtらぁぁぁぁぁ!!!!」と、いい意味で予想を裏切られました

サビで急に踊りだす→彩沙キレる→彩沙も踊る→結局全員踊る→未知りみブチギレ→「怖かった♪」の流れは芸術ですね

ふざけているように見えて踊りながら演奏するというレベルの高いことをサラッとやってのけるポピパの皆さんには頭が下がる思いです

余談ですが全曲通してスクリーン上の映像も進化していましたね

コールが入る場所がわかりやすく初見でも楽しめるような工夫がされており、サイサイとの対バンがバンドリに良い影響を与えていることを感じ取れました

 あとブシロード、ファンミ大阪は一刻も早く映像化しろ、絶対にだ

 

五曲目 八月のif

夏曲のラストを飾るのはしっとりとしたバラード

「前の曲からの落差がすごい」とこの後のMCでも言及してましたが、この落差こそポピパの強みでもあると私は考えてます

盛り上がる曲もあればじっくり聞かせるバラードもある、この多様性がポピパのライブを見た後の満足感に繋がっていると感じます

またこの曲のキーワードである「もしも」は今の状況だからこそ特に刺さりました

またいつか満員の会場で声を出せるライブに行きたいものです

 

六曲目 ときめきエクスペリエンス!

号泣です

最高です

最強です

ありがとうPoppin'Party

ありがとうBanG Dream!

ありがとうブシロード

ありがとうElements Garden

ありがとうXEBEC

私は一期がマジのマジのマジで本当に本当に本当に大好きなのでときエクを披露してくれるだけで100億点あげたくなります

 バックの映像も一期のものを使ってくれて感謝しかない

 

七曲目 Fire Bird

「LaLaLa」から始まるあの曲とフェイントをかけてからのFire Bird

昨年Roseliaが富士急でスタビをちょっとだけ演奏したことを踏まえての茶番ですね

友希那がストップをかけるという演出が入り途中で終わりましたがいつかフルで聞いてみたい

あとあのドラムを叩ける大橋さんスゲェ

 

七曲目 STAR BEAT!~ホシノコドウ~

やっと会えた、このステージを見たとき確かにそう感じました

バンドリに初めて出会った2017年のあの日から擦り切れるほど見たスタビのPV、その景色は2020年8月23日の富士急ユニファーフォレストに在りました

星空の下、ステージ上には確実に香澄、おたえ、沙綾、りみ、有咲の五人が立っていて、客席には黄色に輝く星が降り積もっていた

「キャラクターとリアルライブがリンクする次世代ガールズバンド・プロジェクト」とはまさにこのことです


Poppin'Party 2nd SingleCD「STAR BEAT!~ホシノコドウ~」アニメMV(フルサイズVer.)

 

八曲目 ティアドロップス

言わずもがな最強の曲ですよ

ペンライトの色変えが揃っているのを見ると声は出せなくても心は繋がっているのだと思えますね

また「この手を離さない」は間髪入れずにという感じで、イニシャルの長いブレイクと差別化を図っているのかなと感じました 

ギターも大幅にアレンジが効いておりパワーアップしています

あといつ見てもベースソロのりみりんは厳つくて最強です

 

余談:MCについて

最後の曲の前に各メンバーからMCがあったのですが、特に大塚紗英さんと西本りみさんの言葉が心に残ったので紹介します

さえチ「時間とお金、色々な選択をした上でここに来てくれてありがとう」

最後の曲にも繋がってくるのですが今回のライブを開催することに関しては賛否あると思いますし、私も現地に参加することをギリギリまで迷っていました

 いつもMCで鋭い事を言ってくれますが今回は特に刺さりました

りみりん「ただいま、おかえり、ありがとう」

一番ファンの気持ちを代弁してくれるのは彼女だと勝手に思っています

一言一句そのまま返したい

Poppin'Partyのライブに帰ってきたという「ただいま」

Poppin'Partyがライブに帰ってきたという「おかえり」

Poppin'Party、この状況の中でライブをしてくれて「ありがとう」

(追記)

「ありがとう」ではなく「会いたかった」ですね

ライブ中は記憶が曖昧です

 

九曲目 ミライトレイン

この曲に関してはライブ後の愛美さんのこのツイートが全てです

どちらの選択をした人も見捨てず全員でミライに向かって歩んでいくのだという想い、香澄と愛美さんの優しい歌声から確かに感じとりました

もちろん他のメンバーの演奏があってこそだとは思いますが、Poppin'Partyのリーダーとして、BanG Dream!の中心人物として沢山の想いを背負ってきた彼女だから映えるんだろうなと身に沁みましたね

香澄のキーは愛美に合っていないと言う輩もいますが私はこの曲に関しては口が裂けてもそんなことは言えません

 誰よりも寄り添うような歌声で歌詞の一行一行が心に深く刺さってきます

 ミライトレインの歌詞で未来が不確かでも乗った電車は走り続けるとありますが、まさにその通りです

ポピパというバンドを好きになってライブに行けば同じ景色を見ているファンがいる、今まではそれが当たり前でした

でも今は全員が同じ景色を見られるわけじゃない、こんな未来が来ることは誰も予想しなかった

時間という電車が走り続けるのは残酷です、行き先が思い通りでなくても止まりません

しかし同時に走り続けるというのは希望でもあります、今が辛くても永遠に続いたりはしません

この暗く先が見えない状況で一筋の希望が見えたような気がしました

 この歌詞を書いた中村先生には脱帽ですし、メンバーがこの曲をラストに持ってきた意味をひしひしと感じます

また個人的には三期は尺が足りてなかったな~とやや不満でしたが、バックで流れる映像を見ていると自然に涙が溢れてきて何だか許せてしまいました

 

アンコール 夢を撃ち抜く瞬間に!special ver

本来はドームで披露するつもりだった三バンド合同ver

最後はハッピーになって帰って欲しいというポピパのコンセプト通り名残惜しさもなく100%楽しむことが出来ました

 最後には花火も上がり夏のいい思い出になりました

 

 最後に

天気予報では雨でしたが天候に恵まれ最後まで安心して見られました(モルフォニカの放水が直撃してずぶ濡れになってる人はいましたが)

またこの時期にライブをするというのは大きな賭けだったと思います

成功すれば今後の展望が開けてくると思いますが、クラスターが発生してしまったらコンテンツの未来を閉ざすことになりかねません

現地参加してみてしっかりと感染症対策はされていたと感じましたがまだ安心はできないので暫くは何もないことを祈る日々が続きそうです

また声を出せないという制約のもと楽しめるライブを作ろうという工夫も感じましたし実際に楽しかったです

 関係者各位に大いなる感謝

 今度は満員のライブ会場で会いましょう